
この美しい村に訪れた理由は、以前、モナコのゴッドファーザーが絵を描くためにアトリエを持つくらいお気に入りの村だったから、モナコへ拠点を移したばかりの私達夫婦を案内してくれたのです。
ドルチェアクア(Italia DolceAcqua)
モナコから車を走らせて約50分のところにある村がドルチェアクアです。
ドルチェアクアという名前の一般的な意味 は”甘い水”です。この名前は古代ローマにDulcius 氏に属する農場があったことが起源だと言われているそうです。
考古学的には、ローマ時代の紀元前5世紀〜4世紀から存在していると記載されています。
コート・ダジュールやプロバンスには小さな村ががたくさんありますが、ドルチェアクアは特別な雰囲気を持っています。
旅行ガイドブックにはほとんど村の情報が載っていないので夏でも旅行者はあまりみられず、ローマ時代から大切に修復され人々が今でも住み続けている街の雰囲気は、まるでタイムスリップしたような印象です。
見どころ
↓クロード・モネによって描かれた橋と古城、旧市街地が見どころです。
モネの作品はパリにあるマルモッタン美術館に展示されています。

↓旧市街地に入っていくと、アートやブティックのお店が立ち並んでおり、感性豊かなアートを楽しめます。

道や建物全てが石でできています。
ヒンヤリとした空気が心地良い。

進んでいくと、まるで迷路のようです。
日本のお城もそうですが、簡単にはたどり着けない地形になっているようです。

モナコのゴッドファーザーの教え
毎日=人生です。人生を変えたかったら毎日を変えることだよ。と教えていただきました。今まで、なんとなく、とりあえず、ふんわりとした気持ちで物事を選んでいましたが、こうであるべきとベストを思考し選択をするようになりました。
この、美しい小さな町もきっと大昔からベストを追求してきたから現代にもこのように美しいまま存在し続けているのだろう。そして、次世代へと継承され、未来へと繋がっていく村がドルチェアクアなんだと感じ取りました。

旧市街地を登っていくと、このような絶景が広がっていました。
飛行機雲が美しい。

アクセス
ニースから電車でイタリアのヴェンティミリアVentimigliaまで行き、バスで20分程度です(ヴェンティミリアから約7キロ)。バス停はヴェンティミリア駅を出て広場を抜け、道を50メートルほど下り、左に曲がってすぐにあります。道路上に黄色い線でバスが止まる箇所やBUSと書かれています。
グーグルマップはこちらからどうぞ。
おすすめレストラン
Casa E Bottegaのボンゴレは最高に美味しかったです。
この地域の家庭料理が楽しめれます。私は、ドルチェアクア行ったら必ずこのレストランに行きます。リグリア料理と地中海料理が堪能できます♡
