
高校を卒業後、リーマンショックで就職先が銀行やスーパーのレジ打ちやアパレルショップしかありませんでした。自分の将来に愕然としつつ、予想通りでもありました。
手に職だったらなんとかなる!と思いネイリストになろうと思いましたが、母に不景気だから「同じ材料を使う歯科技工士になったら?」と進められ、専門学校へ入学。入学式当日に私はココにいるべきじゃない。間違えた!と思いましたが、卒業後は就職して1年は仕事しよう。
20歳までは母の言いなりになることで恩返ししようと3年間過ごしました。白衣着て、歯ばかり作る毎日。
歯を作りながら、世間知らずの私は考えました。どうしたらこの生活を抜けれるのか??
とにかく、広い世界を知らなければいけない。仕事と家の往復では広い世界は見れません。仕事が終わったらほぼ毎日人に会いに行き、世間知らずの私に世間を教えてくれるような大人を探しに行ってました。そして、主人ともこの時期に出会いました。
ある日、1ミリより細かい作業ばかりしていたので、偏頭痛を解消しようとダンス教室に行き、そこでヨガと出会います。
ヨガの魅力に引き込まれ、インストラクターになるためのスクールに通うことに決めました。
歯科技工士の給料だけでは足らず、夜働けるバイトの掛け持ち、土日はスクールへ。
暇があれば人と会うという毎日でした。