
畑中由利江氏が聖マウリッツィオ・ラザロ騎士団のDameの称号を持つ、聖マウリッツォ・ラザロ騎士団の本部の式典とガラパーティーにご招待していただきました。
2016年10月に畑中由利江氏はDameの称号を授与されました。
このワンセンテンスですでに私はご招待していただいたのに、知らない単語ばかりでした。
もしかすると知らない方もいると思うので、どういうものなのか私が調べたり教えて戴いたので順番に書いていきますね♡
【聖マウリッツィオ・ラザロ騎士団って何?】
⭕歴史
今から遡ること958年前。
起源は4世紀です。
・1060年
キリスト教の巡礼者を守る騎士達を集め、イタリアで組織された「ラザロ騎士団」
・1434年
医療分野での社会貢献やキリスト教騎士団としての活動を目的に、イタリア初代国王、王家サボイア家のアメデオ8世が創立した「聖マウリツィオ騎士団」
※↑画像ウィキペディア調べ
・1572年
第226代ローマ教皇グレゴリウス13世により、この2つの騎士団が統一され「聖マウリツィオ・ラザロ騎士団」となりました。
※↑画像ウィキペディア調べ
この騎士団は、現在も活躍している世界でもっとも古い騎士団の1つです。その他には、イギリスのガーター騎士団(設立 1344年1月)、領土を喪失しているたま国土を有さないマルタ騎士団(設立 1100年頃 団事務局はイタリア・ローマに置かれている)があります。
⭕現在はどんな活動をしてるの?
現在は世界中に40の支部があり、男女合わせて4,000人の騎士がいます。
創立当時の騎士は、聖なる命令を修道士のように受けとめ、信仰と皇帝を守るために戦うことを求められました。
しかし今日の騎士団の最大の目的は、貧しい人や病人を助け、キリスト教のよき習慣に基づいて慈善的な活動を行うことです。
そのため騎士は、人格的に人々の手本となるような生活を送り、よりよき世界をめざして奮闘することが求められます。
誠実さ・忠誠心・寛大さなどを備え、不正な場面に遭遇したときには、いつでもどこでも、どんな場合であろうとも、それに打ち勝つために闘わなければなりません。
このような騎士団の会員になることは、高い理念に沿った生活を継続しなければならないということです。
※モナコには、グレース・ケリー公妃の「モナコ発の慈善団体を創りたい」という強い想いより、同妃から直接依頼を受けたマダム・レジーヌが創設されたアミチエ ソン フロンティエール インターナショナル(ASF I)という慈善団体があります。畑中由利江氏は同団体の日本支部代表を務めておられます。
ASFI
⭕どんな人が勲章を受章するの?
記憶に新しいのは、国際的な文化活動や、社会貢献活動の功績が評価され、EXILEのATSUSHIにナイトの称号と勲章授与されましたね。
だけど、歴史をさかのぼって調べるとこんな人が授与するんだ!!
と驚きました。
明治天皇や昭和天皇といった皇室の方
初代内閣総理大臣の伊藤博文
建築家の丹下健三
茶道裏千家前家元の千玄室
読売巨人軍永久名誉監督の長嶋茂雄
歌舞伎役者の十二代目市川團十郎など。
そうそうたる顔ぶれが、騎士団員として名を連ねています。
私は招待されてからこの団体を知ったので、最初はポカーンとしましたが、調べたらこんな所に行くのか!!と恐縮してしまいました。
つづく
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